農機具買い替えの時下取りは利用すべき?

農機具買取

こんにちは。日本中古農機組合®の小林です。
農機具買い替えの時下取りは利用すべきか?ということをまとめましたので、ぜひご参考にしてください。

1.メーカー下取りではなく中古農機具買取専門店を利用すべき理由

農機具の買い替えをする時は、ディーラー下取りではなく中古農機具買取専門店を利用すべきです。
さらに、中古農機具買取専門店の通常の買取よりも高く売れるのが「中古農機具買取専門店での下取りです。

販売店から新車を購入する際に利用できる車の下取りは、メリットもありますが、中古農機具買取専門店の買取よりもお得になるケースはあまりありません。
下取りに出したい車の状態にもよりますが、金銭的に得をしたい場合は中古農機具買取専門店に査定を依頼した方が良いでしょう。

下取りと買取、それぞれのメリットとデメリットをよく比べましょう。

2.ディーラーの下取りは最低限の価格です

ディーラーの下取りを利用する上で、一番の問題点は下取り価格が安いことです。 農機具の買い替えにあたって古い農機具を処分する際、考えられる手段としては以下のような方法があるでしょう。

  • ディーラーの下取りを利用する
  • 中古農機具買取専門店に買取してもらう
  • リサイクルショップに売却する
  • オークションなどを利用し個人間で売買する

廃車にするほど状態が悪い車でない前提であれば、この中で最も金銭面で損をしやすいのがディーラーの下取りです。ディーラーの下取りは新車を売るためのサービスです ディーラーが下取りをしているのは、下取りのサービスを付けた方が新車がよく売れるからです。ディーラーはあくまで新車を売ることで利益を得ます。顧客から引き取った車で商売しているわけではないため、中古農機の扱いには中古車専門で商売している中古農機具買取専門店ほど長けていません。 中古農機具買取専門店の場合は顧客から一台でも多く車を買うために、買取金額を上げる様々な努力をしています。しかし、ディーラーはそういった努力をする必要がないため、必然的に下取り価格も安いのです。

3.値引き交渉したはずが損をしている可能性もあります

ディーラー側も商売である以上、利益は多く取りたいのが本音です。そのため、下取り価格で調整している可能性も考えられます。 例えば、新車の購入となると客側もいきなり定価で購入はせず、基本的には担当者と値引き交渉をすることが多いでしょう。 そこで担当者は、新車の価格を大きく値引きする代わり、その値引きした分を下取り価格をこっそり下げることで調整している可能性もあるのです。 値引き交渉が成功したと思って喜んでいると、下取り価格で結局損をしてしまうこともあるため、下取りに出す場合や交渉の際は注意した方が良いでしょう。

4.ディーラーのメリットは手間がかからないことです

ディーラーのメリットは手間がかからないことです。 買取金額では中古農機具買取専門店に劣るディーラーですが、全くメリットがないわけではありません。
ディーラーの下取りを利用する一番のメリットは、他の中古農機具買取専門店などをいちいち探す必要がないことにあります。

中古農機具買取専門店を利用する場合、まず、数ある中古農機具買取専門店の中から、どの買取店を利用するかを決めて査定に来てもらい、交渉を重ねて価格をつり上げ、車を売ることになります。いったい、どこの買取店が高いのか調べたりなど、手間もかかるでしょう。 ディーラーの下取りであればこのような手間はほぼありません。もちろん、ディーラーの下取りであっても車を査定してもらう手間はあります。

しかし、買取店に売る場合ほどシビアな交渉は必要ないでしょう。とにかく急いでいて、どんな値段でもいいから車を手放し、新しい車を買いたいという人には、ディーラーの下取りサービスは向いています。 ディーラーは下取りした車をオークションに流します ディーラーは新車を売るのが仕事であるため、下取りした車をどうするのか気になる人もいるでしょう。基本的には、ディーラーは下取りした車を業者間のオークションを通して中古農機具買取専門店に売ります。

この業者間のオークションは、中古農機具買取専門店の多くが利用するものであり、このオークションでの落札相場が理論上は買取価格の限界値ということにもなるでしょう。

5.場合によっては逆に手数料を取られる可能性もあります

ディーラーの下取りで注意したいのは、廃車寸前の車を売る場合です。購入から10年以上経過したものや、使用時間が1000hを超えている農機具、あるいは故障車・事故車など中古農機具買取専門店でもなかなか買い取ってもらえないような車を下取りに出す場合、逆に手数料を取られることがあります。

中古農機具買取専門店でも買わないということは、中古農機具買取専門店でさえ販売ルートがない車ということです。そのような車をディーラーが売れるわけがありません。 売れない以上は廃車にするしかありませんが、廃車にはいくらかの手数料がかかるため、下取りどころか逆にその廃車のための費用を請求されてしまうのです。 このような場合はディーラーの下取りではなく、事故車買取にも対応してくれる中古農機具買取専門店を利用した方がはるかにお得になります。

6.買取価格を上げたいのであれば中古農機具買取専門店を利用しましょう

もし、少しでも高く自分の愛機を売却したいと思っていて、特別急いでいるのでなければ、中古農機具買取専門店を利用するのが断然お得です。 中古農機具買取専門店なら、ディーラーの下取りよりも高い値段で買い取ってもらうことができます。

7.中古農機具買取専門店の下取りが一番高くなる理由

中古農機具買取専門店の中には販売も行っているところもあります。 店頭販売を行っている中古農機具買取専門店では、販売、さらに買取ができる「下取りのお客様」というのは非常に貴重なお客様です。 その為、ディーラー下取よりも高く、さらに他の中古農機具買取専門店よりも高く下取りしてもらえます。 中古農機を購入する際、現物確認が出来ることは常に重要です。 整備士がいて、現物確認が出来る店舗を構えている中古農機具買取専門店が安心です。 お得に中古農機を購入し、高く買取してもらえるのが店舗販売を行っている中古農機具買取専門店のメリットです。

8.まとめ

農機具の買い替えの時下取りは利用すべき?

1.農機具の買い替えをする時は、下取りではなく買取を利用すべきです。
ディーラーでの下取りは、実は中古農機具買取専門店の買取と比べると損をすることがほとんどです。下取りに出したい車の状態にもよりますが、基本的には中古農機具買取専門店に買取を依頼しましょう。

2.ディーラーの下取りは最低限の価格です
ディーラーは新車を売る専門であるため、中古車で勝負している専門店より下取り価格が劣ります。また、値引きした分を下取り価格で補っているなど、裏にしかけがあることもあります。 そのため、下取りの利用は慎重にしましょう。

3.ディーラーのメリットは手間がかからないことです
ディーラーのメリットは、他の中古農機具買取専門店などを探す必要がなく、農機具の買い替えの手続きを一手に引き受けてもらえるという点です。ただし、ディーラーは下取りした車をオークションで売り利益を得るため、不動車・廃車寸前の車は処分費用をとられる可能性もあります。

4.買取価格を上げたいのであれば中古農機具買取専門店での下取りを利用しましょう
ディーラーの下取りでは安値がついてしまう以上、利用すべきなのは中古農機具買取専門店です。 その中でも店舗販売を行っていて、下取りを行ってくれる中古農機具買取専門店に依頼しましょう

自分に合った方法で賢く選び、できるだけ高く農機具を売りましょう。

 

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